お知らせ

百日咳 増加中です

年長さん・11,12歳の人 三種混合ワクチン接種をお勧めします

抗体が減少してくる幼児期から学童期では4回のワクチン接種を受けているにも関わらず、感染者の報告がなされています

「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」では、任意接種となりますが、

就学前に3 種混合ワクチン、また現在11~12歳の定期接種となっている2種混合ワクチンの代わりに 3 種混合ワクチンの接種が推奨されています

百日咳の流行を抑制するためには定期接種への追加の検討が望まれます

百日咳はワクチン未接種もしくは3回接種が完了していない6か月未満の乳児で重症化しやすいため、

生後2か月を迎えたら速やかな5種混合ワクチンの接種が望まれます

また、オーストラリアや欧米諸国では、母親からの移行抗体で乳児の重症化を防ぐため、

妊娠後期の母親が百日咳含有ワクチンを接種することを推奨しています

さらに、乳児への感染源の大部分が家族であることから、乳児に関わる全ての人への百日咳含有ワクチンの接種が推奨されています